diary日 記 2025 / 06/ 01

気分を変えて、お友達とアペロ・ディネはいかが????

どこか行きたいけど、肝心のレストランが思いつかない。 美味しいモノは食べたいけど、読みかけの本が頭にチラつき出かける気持ちが失せます。
方の7時、このままスルーしたとして、真夜中にモグモグは避けなくてはと気分を変えて、冷蔵庫の前に立ちました。野菜庫を開けると、姉が送ってくれたEM栽培の新鮮なお野菜と卵が私を待っていてくれたかのように目に飛び込んできたではありませんか。さっそく片手鍋に少量の水で数種類のお野菜を茹で、玉子を落として蓋をし、ガスを強火にして待つこと十数秒。片手鍋からスープをお皿に移しながら、思いついた言葉がアペロ・ディネでした。 そういえば、アペリティフだけのムックを出したことがありましたっけ。本棚になっているコーナーの、どこにそのムック本が置いてあるか分かっているので、テーブルの上のメモ用紙にAPEとだけ書いて、コンソメ味のお野菜たっぷりスープを平らげ、そそくさとムック本を取り出してベットにゴロリ。まず、ムック本の裏表紙をめくり発売日を確かめましたら、いみじくも20年前の2005年5月でした。真夏に向かっての助走期間でもある、今頃になるとアペリティフ気分が疼くようです。そう思うと人間って、というより私は季節と食が連動する単純なタイプであることを痛感。個食のアペロ・ディネもグルメなマダムっぽくってイケてます。アペロと短縮されたことで、アペリティフという言葉が持つエレガンスが少し減った気がしなくもないですが、その分、気楽さが倍増。テーブルに手づかみのピンチョスや簡単な小皿料理を並べて、リラックス気分のアペロ・ディネで友達をお誘いしたくなりました。アペロやアペリティフも食前酒という意味ですが、飲み物はノー・アルコールでもちろん構いません。