diary日 記 2025 / 05/ 01

キュイジーヌ・ア・ラ・ミニュットで本格仏蘭西料理

和食のお醤油に匹敵する、フレンチの調味料はなにかしら????? 以前の私なら迷わず、ディジョンのマスタードとお答えしていたと思います。アメリカ人はケチャップ、フランス人はマスタードで日本人はマヨネーズ好きだとよくいわれます。食材に付けていただくならそれも本当ですが、やはりお醤油でしょうね。逆も真なりで、茹で野菜でも焼き魚でもローストビーフでも、お醤油の一滴で和食になるのも確かです。それでは和食のお醤油版をフレンチで探すとしたらと考えて、生クリームに軍配を上げましょう。急なお客さまにフレンチをお出ししたいと思った時の、心強い助っ人が生クリーム。そのために冷蔵庫にかならず、200ccの生クリームの小箱を常備してあります。 コーヒーや紅茶と一緒にお出しするためではなく、簡単フレンチのおもてなし料理用です。行き当たりばったりで入ったスーパーの乳製品コーナーになかったら諦めますが、中澤乳業の36%あたりが使いやすいです。ただし、消費期限内に使う機会がなければ、クレーム・キャラメルやプリンに化けます。それではここで、クリームを加えるだけで、即席の本格仏蘭西料理に変身するキュイジーヌ・ア・ラ・ミニュットをご紹介しましょう。 スーパーでカレーやホワイトソースetc.のコーナーを眺めれば箱入りシチューの素がございますが、お味は断然ちがいます。ケチ臭いようですが、ホワイトシチューの素ひと箱のお値段より生クリームの方がお安いですから、ぜひ、お試しください。
深めのフライパンにバターで色よく炒めたお肉類やお野菜に、小麦粉と使い慣れたコンソメを振りかけて加熱。粉臭さが飛んだ頃合いを見計らって、生クリームとお水を加えて再沸騰で出来上がり。最近気に入っているのが、仲良くしているフランス人の親友がご近所の京王キッチンコートで見つけたフォションの粗挽き胡椒。スープ皿の真ん真ん中に10円玉サイズにのせた、粗挽き胡椒の存在感が際立ちます。せっかくですから前菜もア・ラ・ミニュットで、ミニトマト+キュウリ+殻ナシ水煮で売られているウズラの玉子の三色サラダでいかがでしょう。ついでにデザートもア・ラ・ミニュットの手作りを、来月のインスタに載せますね。それでは、往く春をお仲間ランチで盛り上げてください、ア・ビアント!!!!!!