diary日 記 2022 / 05 / 15

キッチンの改修工事

明日から、キッチンの改修工事がはじまります。キッチンだけだと思ってナメていたツケが回って、更新日を忘れるところでした。今のマンションに引っ越して来て初めての工事なので、どうなりますかしら。そうそう、昨年、カーペットだけを取り替えました。パリから持ち帰った飾り棚が重たくて、職人さん泣かせでした。床はフローリングのお宅が多いですが、真冬以外は室内で裸足が好きなので、私はカーペット派です。東京では業者さんにお願いしましたが、実は私、カーペットを敷くのが上手なんですよ。パリ時代は自分の車でカーペットを専門店に買いに行き、売り場のお兄さんに車の屋根にカーペットを乗せてもらって自分でやりました。もちろん、学習しましたよ。前世はペンキ屋だったと思うほどペンキ塗りが好きで、得意です。パリでカーペットの敷き詰めを職人さんに頼んだとき、作業プロセスをじっくり眺めてふむふむ。3人でいらしたおじさんたちったら、カーペットを部屋中に広げて大雑把にカッターで切ったかと思うと、「3時間後に戻ってくるから」と言い残し、出て行っちゃったんです。「ふうん、そうなんだ……」と、時計を眺めておりましたら4時間後に戻ってきて、「さて、やろう!!!」ってな感じでした。彼らの作業がアバウトだったというか、敷くときも靴で床を踏んでみるだけで、なにも下に敷かないんですよ。日本ならフローリングの床をカーペットにするときは、フェルトのような薄い布を敷きますよね。住んでいたのが古いクセ在りアパルトマンだったので、部屋自体が台形。居間に出っこみ引っこみが多くて複雑でしたが、彼らは慣れているというか大雑把。終わりよければいいわけで、仕上がりはトレ・ビアンでした。一部始終を見ていて、これなら自分でもできると確信。郊外からパリに入る場所になん軒か大型店があるので、自分の部屋の寸法を測ってカーペット屋さんに行きましたら、「オ・ラ・ラ、恋人はいないの????」と呆れられましたが、「帰ったらだれかに手伝ってもらって広げて、カットは翌日だよ」と教えてくれました。彼らが3時間放置しておいたのには、れっきとした意図があったわけですね。ですから東京でも自分で敷きたかったんですが、マンションに引っ越して来たとき車を処分してしまっていたので残念。

というわけで部屋をいじるのが趣味なので、今回の工事に期待してます。本当は昨年の9月に終わっているはずでした。遅れた理由は、床材やシンクなどの器具や部材の調達に時間がかかったからでした。キッチンだけは床をフローリングにして、引き出しや棚は床より少し明るめの 同じウッディー仕上げで、シンク周りはステンレスにしました。人工大理石が人気ですが、丈夫なのはだんぜんステンレス。人工大理石はキズがつかないといわれてますが、ステンにはかないません。使用頻度が高いので、細かいキズにお野菜の色が付着して変色してしまいます。それが気になり、毎回、漂白剤のお世話になるのがいやでステンにしました。まあ、汚れたらパイ生地や生パスタ、ピザ゛を捏ねると細かなキズに沁み込んだ汚れを吸い取ってくれて面白くもありますけどね。というわけで明日から3週間はガスが使えませんから、食事のしたくはイワタニの卓上コンロ。職人さんにお出しするランチ、なににしようかしら。キッチン以外のコンセントでご飯は炊けますから、初日は親子丼かな? いえいえ、8時半作業スタートですから朝型になれば、スーパーに行ってお刺身定食もありでした、早起き頑張ります!!!!!