diary日 記 2020 / 06 / 15

こんなときこそポジティブ!!!!

「夏のボーナスはなくなると思いますが、いろいろ考えることができてよかったこともあるんです」と、親しくしているMさんがおっしゃいました。日本人の多くが今回のコロナ禍を、Mさんのように受け止めたとしたら、これからも日本は大丈夫と確信。その晩、白ワイン2本と赤ワイン2本。〆の口直しに、冷えた白ワインを1本追加。白はブルゴーニュで、赤はボルドー。テレワークの能率が云々されておりますが、祖父母の代からフリーランス稼業の私が実態を正確に把握する方法は、現場の方にお聞きするのが一番。テレワーク下の実情をリアルに知りたくて、緊急宣言が出された直後にビジネス最前線のMさんを自宅にお誘いしました。そのときにMさんから、「面白いですよ。いつもは仕事ができると思っていた奴がしどろもどろで、ぼんやりしてやる気がなさそうな奴から的確な反応があったりするんですよ。おべっかも胡麻すりも、テレワークでは通用しませんからね」という話をお聞きしていたので、私の知らないテレワークその後が気になっておりました。休校で授業がなく、ICTが進まない小中学校が抱える問題もございますが、半年や1年間の遅れを取り戻すのはそう難しくないと思います。親よりも本人たちの方が学習の遅れを心配してるんですから、わが子を信じましょう。ちなみにICTとはインフォメーション・コミュニケーション・テクノロジーだそうです。それにいたしましても、この機におよんでなぜ、過去の栄光にすがるビジネスエリートたちの言いたい放題に、マスコミが耳を傾けるのか不思議です。緊急事態宣言が解除され、コロナの感染データの話題が少なくなったら、今度は日本経済の再生のためには……企業内に巣くう無用者の切り捨てが急務とは何事でしょう。今のように情報がない30年前、ハーバードのビジネススクールで学んだ忍耐とご努力には頭が下がりますが、アメリカ式経営をわが国に当てはめるのはナンセンス。ガラパゴス、けっこうじゃないですか誉め言葉だと私は思ってます。パラダイス鎖国も、大歓迎。鎖国をしていた18世紀、江戸が世界有数の百万都市だったプライドにかけて、ビジネスの世界でもジャパニーズ・パラドックスを実現しましょう。あれだけの暴動が起こる国のいいなりになんかなりたくないと思うのが、私たち国民の総意ではないでしょうか。

日米協定の縛りがたくさんあるようですし、政府、自民党の批判をしている場合ではありません。他国に何といわれようと、こうなったらコロナと共存して第2波、第3波を想定して予防に励みましょう。コロナで大打撃を受けたのは、わが国だけではありません。世界経済の富に比例して先進国が損害を受けたのですから、あくまでも相対的でよくよく考えればプラマイゼロ。今こそテレワークで頭角をあらわした、優秀な社員さんに怠け社員の分まで成果を上げてもらいましょう。走るのが遅い子供がいるから速い子が目立つように、ダメ社員がいるからデキル人間が目立つ。大学受験でもあるまいし、プロ意識が高い優秀な人材だけを残して生き残りをかけるなんて物騒なことはおっしゃいますな。今さらながら、仕事場から帰れば、家に妻と子供たちがいる昭和が懐かしい。コロナだって、地球で悪さをしたくて生まれたわけではないみたい。こうなったらコロナにも優しく、気持ちおおらかで免疫力UPを目指しましょう。いつ果てるともない人生、エンジョイしなきゃ損ですもん。せっかくお読みいただいたのに、今日は硬い話でごめんなさい。次回は美味しいネタにしますからお元気で!!!!