diary日 記 2018 / 07 / 15

オーブン料理再考

ピクルスも好きですが、今、数種類の「野菜のオーブン焼き」に凝ってます。南瓜、人参、玉葱、キャベツ、いんげん、ピーマン、ジャガイモ、きゅうりorズッキーetc. なんでもいいんです。一つひとつの野菜の存在が主張できる大き目のサイズにカットしてください。以前なら火の通り加減を考慮して南瓜を下茹でしておくとか、それなりに手間をかけてました。ところがですね、お野菜に気を遣う必要がないことが、最近わかってきました。ほとんどのお野菜は生で食べられるのですから、大丈夫なんです。システムキッチンなのでオーブンはありますが、ローストチキンかお菓子を焼くときぐらいしか使わないとおっしゃる方、けっこういらっしゃいませんか?この「野菜のオーブン焼き」に慣れると、お肉やお魚の付け合わせどころか、これだけでメインにもなりますし、簡単でがぜんお料理に幅が出ること請け合います。それでは、もう少し詳しいレシピをご説明します。どんなお野菜でもOKですが、レタス系はやめて生のままがいいかも。味付けはと申しますと、オリーブ油とお塩だけ。お塩の代わりに塩麹を使ってみましたら、さらに美味しくなりました。それでは1、2、3のタイミングでいきましょう。

まず、大き目のボウルをご用意ください。先に書いたお野菜を順不同でカットして、ボウルに入れます。存在が主張できるようにという意味は、南瓜なら南瓜の特徴を生かしましょうということなんです。大胆さがインパクトのある料理に仕上げる秘訣だと思って、玉葱も玉葱らしくお願いします。ミネストローネを作るわけではありませんし、細かく切ると崩れてしまうので要注意。カットできましたら、次にお野菜の上からオリーブ油をたっぷりかけ、両手でボウルを持ってぽんぽんと振る勢いで馴染ませます。そこに少量のお塩を混ぜ、さらによく混ぜ混ぜ。ふたり分ぐらいなら、オーブントースターでもできますよ。家庭用のオーブンについているテンパンにクッキングシートを敷いて、オリーブ油が絡んだお野菜をどさっとのせて高温で焼きます。温度は高めに、230°位に上げてください。焼く量によってタイマーを調節しますが、はじめは20分で試してみましょう。オーブン料理最大のメリットは、ほっぽっておいて仕上がることです。タイマーが鳴ったら開けてみて、南瓜と玉葱がちらほら焦げているのが、できあがりの目安です。買い置きのハーブや粒胡椒、ナッツ類を散らしてもGood。リンゴやレモンも皮ごとカットして、お野菜の仲間に入れてあげても面白いですよ。ついでにオーブンの上段で、鮭とか鶏肉などのたんぱく質も焼いてしまえば一石二鳥。見た目200点満点の最強メニューを、ぜひ、お試しください。