<お菓子屋さんプロジェクト>が実現します! 2007/04/15 
1月1日に書いた、「あなたも作れるお菓子を買って」というコンセプトの、焼き菓子屋さんをしたいという私の抱負、ご記憶でしょうか?あの時点で実は、ご近所に候補地があったのですが、残念ながら大資本の前に挫折。そして紆余曲折の末、一度は頓挫したかにみえたプロジェクトが、ここにきて現実味を帯びてきました。アドレスなど詳しいことは、本契約をすませてからお知らせしますね。

お店には、“だれでも作れる焼き菓子”だけを並べます。商品化を意識してこの数ヶ月、今まで貯めていたレシピを完成させました。数種類のクッキーとマドレーヌ、ガトー・ショコラなどですが、目玉はカトル・カール。私が決めたお菓子の四大要素、バターと卵とお砂糖と小麦粉が等量の素朴なそれは、フランスのママたちが作っている、気取らない焼き菓子の代表選手です。

レシピは仕上がりましたが、これからはお家賃も発生することですし、計画的にしなくてはとわずかに緊張です。内外装や厨房器具の配置を決め、インテリアにも懲ります。といってもシンプル&シックが基本ですから、余計な装飾はなしです。パッケージや店名のロゴは、毎回このHPの更新をしてくださっている文子さんにご相談。店名は<ジョルジュ・サンド>でどうかしら。パリの社交界で男装の麗人と呼ばれて話題になりながら、帰郷してから田園小説のジャンルを確立した、フランスの女流小説家の名前です。店名もさることながら、お客様商売でなにより肝心なのは、スタッフのお人柄。同じようなケーキ屋さんを生家で開いてくださりそうな女性と、一緒に仕事をしたい。イメージカラーのモーヴ(赤紫)のTシャツを着た彼女たちの姿を想像しながら、店作りに励みますから応援してくださいね。