イントロ 2006/01/01 
ついに私のHPが、この元旦を持って完成しました。アナログ人間の私には、HPなどできるはずがないと諦めておりましたが、グラフィックデザイナーの渡邊文子さんに出会い、開設にこぎつけることができました。どことなくアンニュイな雰囲気を漂わせながら、自然に仕事モードに切り替わる文子さんと二人三脚で、一味ちがったページを作っていきたいと思います。とりあえずは継続あるのみをモットーに、月2度の更新でスタート。どうぞ末永く、お付き合いください。

どんな内容になりますやら、第一回目を用意している今の私にはかいもく見当がつきません。20年暮らしたフランスでの経験を生かし、私たち日本人の発想の対極にあるフランス人のお話をしましょう。パリや地方の風景を映した、作家の宇田川悟さんの写真も、お見せしたいと思います。

だいぶ時間がたちましたが、好評いただいた拙著「お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人」(双葉社)のタイトルそのものの笑えるエピソードもいいですね。あるいは、「フランス人がお金を使わなくてもエレガントなわけ理由」(河出書房新社)を、皆様にこっそりお教えできたら素敵です。それでもここは日本のこと、私が住んでいる新宿の神楽坂界隈のエピソードも、面 白いかもしれません。たとえば、フランス人家族が多く住んでいる神楽坂は、猫の町でもあるのです。それも飛び切り器量 のいい猫ちゃんが、不思議と多い。そして名物の半野良ちゃんの中に、ピアスをしている猫もいる。猫にピアスの話を聞いたら、続きを読みたくなるのではないかしら。こんな具合に、つれづれなるままに書いていきたいと思いますので、よろしくね。